流浪の重賞鳴尾記念
来年への飛躍にかける
中央競馬史上最も多く執行条件が変更された重賞レース、それが鳴尾記念だ。
今週の阪神競馬場で第61回鳴尾記念が行われる。
兵庫県鳴尾村にかつて鳴尾競馬場があった事を記念して1951年阪神競馬場芝2400メートルのハンデ戦としてスタートした。
最初は春・秋の年2回制だった。
1954年に年1回のレースとなり初夏の阪神開催での執行となる。
1981年に距離が芝2500メートルとなり1984年のグレード制導入によりGIIに格付けされる。
1987年から12月開催となり1997年からはまた初夏開催に戻り宝塚記念の前哨戦となる。
これによりハンデ戦から別定戦となり距離も芝2000メートルとなる。
しかし、2000年に宝塚記念の開催時期が変更となり宝塚記念の前哨戦の役割は金鯱賞に譲られ鳴尾記念はまたしても12月開催に移動しハンデ戦に戻される。
さらにグレードの格付けもGIIからGIIIに変更となった。
2006年からは距離が芝1800メートルとなった。
このように長い歴史を持つレースながらその設定が度々変更されるレースであることから競馬ファンの間では「来年の鳴尾記念はいつ開催されて距離は何メートルなんだろう?」などの会話がなされるほどであった。
しかしながら現在の位置なら有馬記念へむけて賞金の上積みを狙う馬にとってはありがたいレースかも知れない。
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